いか釣り船団出航式2025.6.14 酒田港本港 袖岡ふ頭

6月14日(土)、酒田港本港袖岡ふ頭で、いか釣り船団出航式が2年ぶりに開催され、今年は3隻(第86若潮丸、第23輪島丸、第28寶来丸)の中型いか釣り漁船が参加しました。

スルメイカ漁を取り巻く環境は厳しく、記録的な不漁が続いています。
昨年の山形県のスルメイカの水揚げ量は131トンと、ピーク時の1割弱です。
10隻以上のいか釣り船団が次々と出航していた頃は迫力があったそうです。

太鼓道場風の会のみなさんはこの後向きを変え、岸壁を離れ、港内を回って日本海に向かう船が見えなくなるまで演奏を続けて見送っていました。

石川県や北海道の沖合でスルメイカの群れを追って、寄港しながら年末頃まで漁を続ける予定です。

酒田港で水揚げされる冷凍いかは、山形船団が釣ったイカを船内で急速冷凍しています。
とても鮮度が良く、刺身や加工品に使われています。
酒田市は「いかのまち酒田」をPRしています。
「酒田船凍いか」を使用した商品もたくさんあります。

雨の中の出航でした。
航海の安全と大漁を願って手を振りました。