遊佐町を満喫(大物忌神社、松葉寺、釜磯、海禅寺)その1

天気が悪いと思っていた今日。
朝から良い天気で、これはどこかに行かなければという思いに駆られ、遊佐町へ。

どこへ行こうか、同行者と話し合っていた時に、庄内三十三観音めぐりをしていて一度吹浦の第16番札所「海禅寺(かいぜんじ)」に向かって辿り着けなかった話や、第21番札所「松葉寺(しょうようじ)」は遠いようだから行っていないという話をしました。

海禅寺や松葉寺に行ってみようかという話にもなりましたが、大変な気がして、今日はサクッとどこかに行きたい、そんなわけで行き先は「鳥海山大物忌神社(ちょうかいざんおおものいみじんじゃ)」に決まりました。

狭い道を行くより広い道を通った方が良いと、国道7号線沿いから行ってみることにしました。

鳥居に向かってみましたが、先が見えずどのくらい歩くのか分からず躊躇し、こちらから行くことを断念しました。

「一ノ鳥居」へ向かおうとナビをセットして進んだのですが、すごく遠回りな気がしてUターンをすることにしました。

その時に、ここまで来ていたら松葉寺が近いんじゃないかという気がして、行って見ることにしました。

結果、通り過ぎるという私にありがちな・・・。

というか、案内された右折場所がとても入って行けるようなところでななく、後続車も来ている状況では走り去るしか出来なかったです。

Uターンをしたくても車が入れる場所がなく、あっても見つけた瞬間に通り過ぎてしまうという。

良いところを見つけ、入ることが出来た場所で、久しぶりの日本海を見に車を降りました。

白波に釘付け、潮の香りを感じることが出来ました。

ここから戻っている時、さっきとは別の入り口を案内され、松葉寺に辿り着けました(三十三観音めぐり⑥で紹介しようと思います)

海沿いの道を走っていたら同行者が釜磯の看板を見つけ、釜磯海岸もずっと行ってみたいと思っていた場所だったので、もう通り過ぎていましたが戻りました。
行ったり来たりの日。

釜磯海岸は鳥海山の伏流水が湧いているところですが、砂浜が思っていた以上に黒く、よく表現されているぽこぽこ湧いているというような日ではなく、迫力がありました。

砂が黒いのは砂鉄の割合が多いからで、湧き水の流れと砂鉄の黒い模様がアートのようでした。

思いがけず寄った場所ですが、とても満足しました。
この日は風も強く、寒かったですがもう春の海でした。

夏は海水浴場になります。

車に乗ってから、以前年配の方が言っていたことを思い出しました。
子供の頃よく海水浴に行っていたけど、帰りに伏流水で海水を流して帰るのが嫌で嫌でと、海は良いけど帰りが嫌でと話していました。


伏流水は真水で、とても冷たかったと。
小さい子供が冷たい水を最後に・・・、想像しただけでも体が縮こまります。

で、気が付く私。
真水を手で触ってくれば良かった、波や靴を考えると近づけない状況でしたが、岩場から流れているところから触れたはず、残念でした。

鳥海大物忌神社には狭い道ながらナビの案内通りに辿り着けました。
その2に続きます。