
5月14日、羽黒山の札所めぐりの最後に羽黒山(はぐろさん)荒澤寺(こうたくじ)に行きました(1ヶ月半も前のことになってしまいました)。
走っていると、宿坊の看板が多く目に入ってきました。
羽黒山で精進料理をいただけるという場所は、この辺りのことなのかと思いながら通り過ぎました。
金剛樹院のご住職に道のことを聞いていたので、気持ちは明るく荒澤寺へ向かっていましたが、山道を登っている時ふと、「私、大丈夫か?」と一抹の不安がよぎる・・・。
どのくらい登っていくのか距離間をわかっていない、高所が苦手です。
それでも新緑のおかげか、道路が広く、きれいで明るく感じて大丈夫でした。
登り切ってT字路に出て左に進み、ここでどこまで行けばいいのか迷いました。
とりあえずゆっくり進んだ方向に、羽黒山有料道路の入り口が見え、有料道路の手前と聞いていたので戻ったら、聞いていた橋もありました。
一つ目の橋は車で入れない(山門へ続く)ので、二つ目の橋を渡ると車を停められるということでした。
車で奥までは入って行けないので少し歩きますと、丁寧に教えていただいていました。
奥に見えるのが一つ目の橋(二つ目の橋から)

二つ目の橋

橋を渡ってすぐのこの手前に車を停めます

橋のイメージが違っていたので通り過ぎてしまいましたが、聞いていなければ行ったり来たりしていたかもしれません。
山の中で歩くということにも少し不安はありましたが、本当に少し歩く程度でした。

車やバイクが通るのを感じるくらいの距離です。
月山ビジターセンターも近く、そこに出入りする車が見えるのでひとりではないという安心感がありました。
それと、なんといっても新緑の中を歩き出すと気持ちが上がります。





お堂の中の写真はありません。
確か張り紙があって撮影出来なかったと思います、防犯カメラもあったのか、忘れてしまいました。
スリッパがあってお堂の中には入れました。
常火堂と蜂子皇子碑


小川が流れていて水の音と、ウグイスも鳴いていて癒されました。

庄内三十三観音 首番 羽黒山 荒澤寺
羽黒山修験本宗 御本尊は大日如来・阿弥陀如来・観音菩薩
出羽三山を開山した能除太子(蜂子皇子)は、第32代崇峻天皇の第3皇子。
蜂子皇子は父の崇峻天皇が殺害された後、宮中を逃れ聖徳太子に匿われて出家した。
出羽国由良の八乙女浦の海岸に辿り着き、羽黒山に登って羽黒権現を感得した。
出羽三山の山岳信仰の寺として、古くから信仰を集めてきた出羽三山の一つである羽黒山の奥之院。
唯一無二「首番=最上の番」という意味を持つ札所。
弘法大師、慈覚大師、心淨坊勝尊らもここを訪れ修行を積んだという。
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住所:鶴岡市羽黒町手向字羽黒山24
電話:0235-62-2380(第1番正善院の番号、御朱印もこちら)
駐車場:あります