庄内三十三観音めぐり⑮ 第11番札所 見龍山 円通寺

6月19日、酒田市麓の見龍山(けんりゅうざん)円通寺(えんつうじ)に行って来ました。

天気に誘われ、今日は山に行きたい(山ではなかった)と思い、八幡地区にある円通寺に行って来ました。

山をイメージしていましたが、「麓」なんですよね。
山に入って行くわけではなかったのですが、目に入ってくる景色の緑が濃くなっているのを感じられて良かったです。

酒田市街からだと国道345号線を走って観音寺の交差点を右折、八幡タウンセンター(酒田市役所八幡総合支所など4つの機能を持つ複合施設)を左手に見ながら少し進んで、左折。
左折してからも少し走ると目の前に円通寺の大きな看板が見えます。

看板が目に入らなかった私。
案外近いのかと周りを意識し過ぎて、お墓が見えた時点でここなのか? と思ってしまってとりあえず駐車場に入ってみました。

庫裡に声をかけたらご住職かな? と思われる方に、「円通寺はお隣です」と教えていただきました。
大変失礼しました、優しい方で良かったです。

駐車場を出てまっすぐ見た先に大きな看板があってびっくりでした。
お寺がお隣同士ということもありますよね・・・。
洞龍山種雲院(どうりゅうざんしゅうんいん)にお邪魔してしまいました。

八幡タウンセンターを通り過ぎ、左に入って看板を目指して進んで行けば円通寺の広い駐車場があります。
大きなイチョウの木が迎えてくれているようでした。
迫力がありました。

声をかけ、ご住職の奥様でしょうか? 案内をしていただきました。
明るい方で、楽しく話せました。

写真撮影のお願いをすると、この辺から撮っても良いですよと言っていただき、近くで撮らせてもらいました。

帰り際、靴を履いている時に「ここにいると気持ちのいい風が入ってくるんですよ」という言葉通り、気持ちの良い風が入ってきました。
心地の良い風と目に入る緑が清々しかったです。

イチョウの木の写真を撮って帰ろうと思って近づくと、これはあれだ! 

と思ったのですが、出ない・・・。
以前ブログで書いていたのですが、「乳イチョウ」。

カメラに収まらない大きさで、秋にも見に来たいと思いました。

庄内三十三観音 第11番 見龍山 円通寺

曹洞宗 ご本尊は淮胝観世音菩薩

創建は平安時代の貞観7(865)年とされる。
当時の寺号は観音寺で、国分寺に次ぐ寺格の官大寺だったという。

16世紀に観音寺城を築いた来次氏の菩提寺。
山門は観音寺城の裏門を移築したものと伝えられ、境内には来次家の石碑が残っている。
本堂伽藍の三の丸紋は、円通寺が来次家から賜った家紋。

本尊准胝観音は密教では女性尊であり、七千万の仏の母で准胝仏母ともいわれている。

住所:酒田市麓字楯の腰50
電話:0234-64-2163
駐車場:あります