8月9日、鶴岡市砂田町の修行山(しゅぎょうざん)南岳寺(なんがくじ)に行って来ました。

ナビの案内に追いつかず? 通り過ぎて戻った道もありましたが、南岳寺に迷うことなく着きました。
白壁と赤(朱色)が際立つ、高床式の建物でした。
青空に映えます。


矢印があったので行ってみると、即身仏を拝観するための受付でした(庄内地方に現存する即身仏は6つで、南岳寺・注連寺・大日坊・本明寺に各1体、酒田市海向寺に2体です)。
目的を告げると、上がって下さいと言われました。


階段を上がって引き戸を開けると、下で対応してくれた方が中から出て来てくれました。
案内していただき、御朱印帳も預かっていただきました。


南岳寺の御本尊を前に、賽銭箱がないことに気がついて。
見渡してみても、見当たらず。
近くで朱印をしてくださっている先ほどの方に聞いてみました。
聞いてびっくり、目の前を見ていない、余裕がない私(以前にも同じようなことがありました)。
賽銭箱は、入って来た時に引き戸を開けた正面にありました。
・・・周りを良く見る気持ちの余裕が必要です。
賽銭箱の前に立つと戸も開いていて、靴を脱がずにお参りが出来るようになっていました。
こちらは最高裁判所で超能力を認められた「長南年恵」の霊堂だそうです。


庄内三十三観音 第29番札所 修行山 南岳寺
真言宗 智山派 御本尊は聖観世音菩薩
かつて花街として栄えた七日町に清水山柳福寺の観音堂があった。
明治21(1888)年の火災により全焼し再建されず、柳福寺の観音堂は南岳寺に所属することになった。
火災で焼け残った観音堂は本町にあり、聖観世音菩薩は会津若松の慈眼寺三世から奉移されたもので、聖徳太子作といわれる。
二寸(約6センチ)の木彫りで、大日如来の掌に抱かれるように安置されている。
住所:鶴岡市砂田町3-6
電話:0235-23-5054
駐車場:あります