庄内札所三十三霊場めぐりを始めました。
きっかけは、昨年遊佐町の上蕨岡地区(通称上寺)を歩いている時に偶然立ち寄った「龍頭寺」のことを調べた時に、「庄内三十三観音(めぐり)」ということを知って気になっていました。
御朱印帳を購入し、いざ、天気の良い3月11日に行って来ました。

札所のめぐり方に決まりはないということで、最初に萬歳山(ばんぜいざん)冷岩寺(れいがんじ)に行って来ました。
庄内町狩川にありますが、車のナビの案内通りで辿り着けました。
少し奥まっているので、一度通り過ぎてしまいましたが。

本堂の入り口は冬季間閉まっているので、庫裡(くり)に声をかけてください、というような張り紙がありました。
※「庫裡」? 読めない! どこ?
少し焦ってしまいましたが、とりあえずお住まいと思われる方へ行ってみました。
本堂へ案内していただき、まず目に入ってきたのはこちら。

大黒天様です。
「日本一の走り大黒」だそうで、出羽七福神八霊場の大黒天霊場だそうです。
今にも走り出しそうな勢いを感じました。
手を合わせた後、ご住職の奥様に「三十三観音めぐりで・・・」と伝えたところ奥の方に案内していだきました。

御朱印をいただきました。
書き置きで、3.4種類(すみません、焦っていたので覚えていなくて)の御朱印があるということでしたが、今回は三十三観音めぐりをしようと思っていたので、こちらを。

次のご開帳は、様々な事情でまだ決まっていないそうです。
勝手がわからずドキドキでしたが、ご住職の奥様が色々なお話をしてくださり、最後に「楽しんでまわってください」という言葉と笑顔に、ほっとしました。
このあと、庄内町三ヶ沢の「光星寺」、「善光寺」に行きました。
※「庫裡」は帰ってから調べました。
寺院の台所のこと、住職や家族が住むところだそうです。
庄内三十三観音 第24番 萬歳山 冷岩寺
曹洞宗 御本尊は十一面観世音菩薩
文禄年間(1592~1596)に、狩川城主の北楯大学助利長公の祈願所だったと言われている。
御本尊の十一面観世音菩薩は、昭和25(1950)年に西国札所(兵庫県宝塚市)紫雲山中山寺より分霊したもので、彫刻家森野円象氏が制作した。
住所:山形県東田川郡庄内町狩川阿古42
電話:0234-56-2141
駐車場:あります