庄内三十三観音めぐり② 第6番札所 白狐山 光星寺

3月11日「冷岩寺」の後に行ったのが、庄内町の三ヶ沢の白狐山(びゃっこさん)光星寺(こうしょうじ)です。

車のナビの案内通りで辿り着けます。

光星寺は懐かしくて楽しみにしていた場所でもあります。
子供の頃に祖母と訪れた記憶があって、「三ヶ沢」や「白狐山」はよく覚えています。

たくさんの真っ赤な鳥居が印象的で、誰が撮ってくれたのか祖母との写真や、鳥居の中にいる写真が残っています。

県道46号線をこの辺りかなぁと意識しながら走っていると、鳥居がありました! 長く続く鳥居。

ここ? 車は急には止まれない、ナビの案内は続くのでその通りに行きました。

鳥居を歩くことは出来ないのか気になりますが、上に登って行くと建物が見えてきました。


庄内町では唯一の神仏習合の寺院で、全国から多くの人が巡礼、参拝に訪れる寺院だそうです。

車から降りて、見上げるような感じで目に入ってくる赤い色は独特で迫力があります。

この日の青空と赤がなんとも言えず良かったです。

建物に入って、「どうぞ自由に電気を点けて下さいね」と左の方へ案内されましたが、慌てて「庄内三十三観音で」と伝えると、2階に案内されました。

広さにびっくりして、写真を撮っても良いかを聞くのを忘れてしまって、入り口から控えめに撮らせてもらいました。

(預けていた御朱印帳を受け取る時に、写真を撮らせてもらったこと伝えました。)

光星寺の御朱印と一緒に、次に向かう「善光寺」の管理もしているということで、善光寺の御朱印もいただきました。

境内を少し散策してから、道路沿いに見えた鳥居を探しました。

見えたけどどう行ったらよいのか迷っていたら、近くで作業をしていた方が声を掛けてくださり、無事(方向音痴とビビり)鳥居へ。

「昔はそこを通って来たけど、今は通らないから〜」ということでした。

そうですよね・・・車で来て駐車場まで上がりますもんね。

光星寺に関しては、この長い鳥居が目的になっていたような気がしないでもないので、念願叶って嬉しいというところです。

御朱印


庄内三十三観音 第6番 白狐山 光星寺

曹洞宗 御本尊は釈迦三尊

開山は恵通善知大和尚、開基は住宝波伝密九師大和尚。

貞観3(861)年、羽黒山に滞在した住宝波伝密九師大和尚が東北に瑞雲がたなびくのを見て霊地であることを感じ、数日祈り続けると白毛金尾の老狐が現れた。和尚を先導してこの地まで導いたとされている。
※僧正は老狐のために堂を※建立した。

住所:山形県東田川郡庄内町三ヶ沢字中里47
電話:0234-56-2533
駐車場:あります

※僧正(そうじょう):僧管の一つ、僧網(僧尼を管理する官職)の最上位
※建立(こんりゅう):寺院や堂・塔などを建てること