3月11日、庄内町の3ヶ所をめぐる予定でした。
「冷岩寺」「光星寺」の後に行ったのが庄内町三ヶ沢の長瀧山(ちょうろうさん)善光寺(ぜんこうじ)です。
光星寺で善光寺の管理もしているということで御朱印は先にいただきました。

御朱印を受け取った時に「今日長靴で来ていますか・・・」と聞かれました。
ブーツにしようか迷って普通の靴を履いて来ていました。
この辺りは雪がなく、近そうなのに雪があるってことは山なの?
それだとそもそも車で(スタッドレスタイヤだけど、雪がある坂道だったら怖い)行けるのか?
話を聞くと、雪があるような無いような、「んー、とりあえず行ってみてください」と言われ、行ってみることにしました。
雪、ありました。
こういうことかぁ〜と、納得。


光星寺を出て県道46号線沿いに善光寺の看板がありました。
集落への入り口はわかりやすかったのですが、細い道で先が見えない、ハンドルも切れそうにない、ここは行けても行き止まりかもしれないとビビり、横道へ入って、同じ道をぐるぐる回りました。
道が細く車一台通るのがやっと、方向を変える場所もないのでとりあえず走り回る。
そんなこんなでまた46号線に出て、光星寺の看板を見た時は「こっちじゃない」と・・・。
腹を括って、細い道の曲がり角を行くしかないと思って進みました。
ここで良かった。
善光寺にこれから行こうと思っている方がいたら、ナビにもよりますが、細い道を案内されても車が通れる幅であれば怯まず思い切って進んでくださいね。
右手に善光寺がありました、駐車場はなさそうです。
ここに停まっていたら左手のお宅のご迷惑になりそうだったので、先に進んでUターンをして善光寺側に車を寄せて停めました。
車が来たら通れるくらいに停められます。
さて、目の前には雪と長い石段が見えます。
運動不足と短い靴、一瞬迷いましたが行ってみることにしました。

雪は固く、上を歩いても大丈夫でしたが、やっぱり少し沈んでしまうので、雪がない端の方を歩きました。
高い場所にあるので、雪で滑ったりしたら危険なので、安全面から参拝は4月以降の方が良さそうです。
下から見ると急な石段の坂道に見えますが、一段は低く、緩やかな坂道という感じで息切れはしませんでした。


光星寺の方が「登って左側でお堂の扉も開きますが・・・」と仰っていましたが、このまま手を合わせて来ました。
高い場所に居るので木々のてっぺんが近く、風でさわさわさわさわ心地良かったです。
帰りながら目に入る庄内平野を見て、夏の青々とした田んぼを見るのも、秋の黄金色に輝いた稲穂を見るのも良いなぁと思いました。
庄内三十三観音 第3番 長瀧山 善光寺
曹洞宗 御本尊は阿弥陀如来、釈迦牟尼如来、聖観世音菩薩
江戸時代食初期に光星寺の第四世然先全廓(ぜんせんぜんかく)大和尚によって開山。
釈迦牟尼如来は慈覚大師の作とも言われ、阿弥陀如来像は金明天皇の時代に百済国王から蘇我氏に献上されたとの言い伝えもある。
住所:山形県東田川郡庄内町三ヶ沢宮田2
電話:0234-56-2533 (第6番光星寺の番号、御朱印もこちら)
駐車場:ありません