庄内三十三観音めぐり⑥ 第21番札所 鳥海山 松葉寺

3月29日のブログ「遊佐町を満喫その1」でも経緯を書きましたが、この日、思いがけず松葉寺に行くことが出来ました。

遊佐町吹浦にある鳥海山(ちょうかいざん)松葉寺(しょうようじ)は海の見える高台にありました。
ナビが最初に案内した集落への入り口は狭い道で、車通りの多い国道7号線からは入りにくいうえ、通れるかもわからないので、大きな看板(女鹿)がある(酒田市方面から来た場合)右手に登って行くようなところから入って行くと良いです。

あとはナビの案内通りに、右手を意識しながら行くと辿り着けます。
駐車場はなかったので少し離れたところに車を停めました。
もしかしたら、近くのお宅の敷地なのかもしれないと思い、この日は同行者がいたので、車に居てもらい、小走りで松葉寺へ。

視線の先に海が見え、雲が多かったですがとてもきれいでした。ゆっくり見ていたいところですが、そうもいかず。

仁王様がいらっしゃいました。

囲いがされていたからか、本堂の写真は撮っていませんでした。

境内からの眺めをゆっくり楽しみたかったです。

庄内三十三観音 第21番 鳥海山 松葉寺

真言宗智山派 御本尊は如意輪観世音菩薩

創建は万寿年間(1024〜1028)で乃善和尚によって開山されたと伝えられている。
幕末から明治にかけての戊辰戦争では官軍だった久保田藩と、奥羽越列藩同盟側に属した庄内藩との兵火で多くの寺宝や記録などが消失した。

明治の神仏分離が行われるまでは鳥海山大物忌神社神宮寺の学頭。
神仏分離令によって神宮寺も廃寺となったため、大物忌神社の本地仏の薬師如来像と摂社月山神社の本地仏阿弥陀如来像、末社雷風神社の本地仏千手観音像、三崎神社(太子堂)の慈覚大師尊像が当寺に移された。

薬師如来座像と阿弥陀如来座像は遊佐町指定文化財に指定されている。

住所:飽海郡遊佐町吹浦丸岡148
電話:0234-94-2361(第18番延命寺の番号です、御朱印もこちら)
駐車場:ありません