3月30日のブログ「遊佐町を満喫その2」の最後にも触れましたが、鳥海山大物忌神社のあと3月29日に、松河山(しょうかざん)海禅寺(かいぜんじ)に行って来ました。
鳥海山大物忌神社でナビをセットしてみると近く、0.2㎞でした。ナビの案内で行けますが、坂道と海禅寺に入る時が少し大変かもしれません。
坂道を下から見るとちょっと勇気が入りますが、大丈夫でした。

3月上旬に目指した時は、ナビの案内が海岸沿いだったので、大物忌神社をセットして近くまで来てから海禅寺を目指す方が良いかもしれません。
海岸沿いは、酒田市方面から来て「道の駅鳥海ふらっと」を過ぎて最初の信号を左折すると「鳥海温泉遊楽里」があります。
通り過ぎて進んで行くと海岸沿いの道を走ることになります。
正直私は怖くて、対向車線は走ったことがありましたがこの時も怖かったです。
最初に来た時は、ナビにこの途中で目的地周辺ですと言われました。
海を近く感じて走りたい方はこちらの道、国道345号線はおすすめです。
その先に十六羅漢岩と釜磯海岸(鳥海山の伏流水が湧いています)があります。
十六羅漢は海禅寺の21代寛海和尚の発願で地元の石工と共に彫ったものです。
日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上の安全を願い造佛、全部で22体の仏像があります。
十六羅漢には海沿いから鳥海ブルーライン吹浦口側(看板があります)へ入って、右手にある「サンセット十六羅漢」に車を停めて歩いて行きます。
近くで見たことはありますが、最初は海禅寺のあとに行こうと思っていました、またの機会に。

息を呑む美しさでした。
吐息を吐き、もう一枚撮らせていただきました。

海禅寺の方に「道、わかりましたか」と聞かれました。
迷う方もいますよね。

見送っていただいた時に、こちらもかわいらしくて撮らせていただきました。


庄内三十三観音 第16番 松河山 海禅寺
曹洞宗 御本尊は十一面千手観世音菩薩
創建は慶長17(1612)年、同じ遊佐町にある永泉寺(ようせんじ)17世の正禅海安大和尚によって開かれた。
永泉寺は鳥海山山岳信仰の拠点でもあったことから、海禅寺もその影響を受けている。
御本尊の十一面千手観世音菩薩は、ひめ小松の一本造りで高さ4.8メートルと庄内一の大きさを誇り、その胎内には酒田市の加藤安太郎氏寄贈の文殊菩薩が納められている。
住所:飽海郡遊佐町吹浦横町54
電話:0234-77-2101
駐車場:あります