4月14日、酒田市生石にある生石山(おいしざん)延命寺(えんめいじ)に行って来ました。

正直なところ、延命寺は三十三観音めぐりの最後の方に行こうと思っていました。
生石は方向音痴の私にはハードルが高いと思っていたからです。
それでも3月に行った「松葉寺」の御朱印は延命寺で頂けるということで、早めに行くことにしました。
生石には国道345号線を通った時に、下見のつもりで寄ってみたことがありました。
案の定迷ってあちこち走っていたら、ナビの案内が最初と違う方へ。
こっちなのかと思って行ったところは、入って行くには怖い、本当にこの先に延命寺があるのかという道で足がすくみました。
ちょっと下見のつもりが、とてもドキドキしました。
思った入り口とは違いましたが、延命寺に続く坂道が大変だという話を聞き、そんなこんなで「えいっ!」っていう気持ちで行ってみました。
2度目はナビ通りにゆっくり、よく見ながら進めば気が付けました。

右手に坂道があり、鳥居の奥に続きます。
車を置いて歩いて行っても良いかもと聞いたので、東平田さくら公園に車を停めて歩いて行きました。
車種によっては登れない(怖さを感じる方もいる)かもしれないようなので、歩いて行くのも良いかと思います。
坂道を登ったら視界が広がりました。

駐車場もあります。
山門は今移動しているそうです。


鳥居の先は生石神社があります。

本堂です。

本堂の正面に観音堂があります。

今回は電話してから行きました。
ご住職はいらっしゃらないということでしたので、ご住職のお母様に書き置きの御朱印(松葉寺の御朱印も)を頂きました。

色々なものを見せてくださり、お話もたくさんしていただきました。


本堂の不動明王さま、観音堂の聖観世菩薩さまの写真を撮らせて頂きましたが、あまり写真を公開していないということでしたので、掲載は控えます。
観音堂には、大仏様のような、存在感のある観音様がいらっしゃいました。
こちらでも丁寧な説明をしていただきました。
延命寺には多くの板碑もあります。


延命寺周辺の板碑35基は「生石板碑群」として山形県の有形文化財に指定されています。
最後に「また季節の良い時に来てください」と声を掛けていただきました。
これからの季節、新緑も、紅葉も良さそうですね。
帰りに、坂道を撮ってみました。



ちょっとドキドキしながら来ましたが、たくさんお話を聞け、曇り空から青空が広がって、勝手に達成感を得た気になりました。
庄内三十三観音 第18番 生石山 延命寺
真言宗 智山派 御本尊は聖観世音菩薩
創建年は不明、開基は弘法大師空海とされる。
最盛期には18の末寺、3000あまりの宿坊があったともいわれ、修験道場として羽黒山を凌ぐ勢いだったという。
御本尊の聖観世音菩薩は、楠材一本造りの等身大、平安時代の作。
国宝級といわれ、すばらしいもの。
住所:酒田市生石大森山164
電話:0234-94-2361
駐車場:あります