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  • 庄内三十三観音めぐり㉒ 第8番札所 椙尾山 地蔵院

    10月9日、この日3ヶ所目に訪れたのは鶴岡市馬町の椙尾山(すぎおさん)地蔵院(じぞういん)です。

    井岡寺の後は距離感が分からずどちらの方向に行こうかと、まずは第33番札所の青龍寺の住所をナビに入れてみました。
    はっきりとした場所が出てこなかったので、即また今度と地蔵院に向かいました。

    見逃して通り過ぎてしまいましたが、駐車場もありました。
    ひっそりとお堂がありました。

    外から参拝させていただきました。
    お堂の戸に小さい窓がありました、中を覗けるようになっているのかなと思って見ましたが、よく見えませんでした。

    苔が生えていて、夕日に照らされ綺麗でした。

    車に戻る時に、これから参拝されるご夫婦と思われる方とすれ違いました。
    車が山形ナンバーだったので、内陸から? 庄内三十三観音めぐりなのかな、と思いながら次の勝伝寺を目指しました。

    庄内三十三観音 第8番 椙尾山 地蔵院

    真言宗 智山派 御本尊は千手観世音菩薩

    欽明天皇年間(540〜571年)に犬祭りで有名な椙尾神社の別当寺院の一つとして開かれたのが始まりとされている。
    椙尾神社とともに栄え別当と六坊が僧職として奉祀していたが、明治時代の神仏分離令により椙尾神社から分離された。

    明治22(1889)年に五葉松をふんだんに使ったお堂が完成、「五葉松殿」の名で知られる様になった。
    本尊はかつて一刀三拝の茶の木を彫刻した地蔵尊だったが、現在は江戸中期に山城国清水寺の千手観音を分霊勧請した千手観世音菩薩となっている。

    住所:鶴岡市馬町枇杷川原97
    電話:0235-22-7084(第27番井岡寺の番号、御朱印もこちら)
    駐車場:あります

  • 庄内三十三観音めぐり㉑ 第27番札所 大日山 井岡寺

    10月9日、湯田川の長福寺の後に鶴岡市井岡の大日山(だいにちざん)井岡寺(せいこうじ)に行って来ました。

    井岡寺までの道のりものどかでした。
    一瞬判断に迷うような事もあった気もしますが、問題なく辿り着けました。

    坂道を登って少し高い場所にあったので、遠くに田んぼが見えて良い風景でした。

    庫裡はお留守だったので観音堂へ。

    お堂の中は防犯カメラが作動していたと思います、記憶が薄れてしまっています。

    御朱印は引き出しからいただき、第8番札所の地蔵院の御朱印もあったのでいただきました。
    御朱印の料金の説明書きがあったのですが、ちょっと戸惑ってしまいました。

    神社への石段があって行ってみたかったのですが、ひとりだったので控えました。
    (由豆佐売神社には寄ったんですけどね、暗くなってきたので)

    庄内三十三観音 第27番 大日山 井岡寺

    真言宗 智山派 御本尊は勢至観世音菩薩

    真言宗智山派の総本山である京都の智積院を本寺とする寺院。
    天長2(825)年、淳和天皇の皇子で出家し空海の弟子となった基貞親王が創建。

    治暦年間(1065〜1069)に焼失したが鎌倉時代に入って鎌倉殿の祈願所として再建され、度重なる戦火の後、最上義光によって再建された。

    お堂の裏手にある庭園は庄内名園の一つであり、京都から持ち帰ったという樹齢400年の巨木の枝垂れ桜も有名である。

    住所:鶴岡市井岡甲199
    電話:0235-22-7084
    駐車場:あります

  • 庄内三十三観音めぐり⑳ 第26番札所 大日山 長福寺

    10月9日、鶴岡市湯田川の大日山(だいにちざん)長福寺(ちょうふくじ)に行って来ました。

    湯田川といえば温泉や孟宗、梅林公園の梅まつりなど、行ってみたいと思うことは何度かありましたが、訪れたことは一度もありませんでした。

    庄内地方に住んでいながら、なぜか湯田川は遠いと思い込んでいました。
    自分で運転をする時は、目的地までのことしか頭にはないし、誰かが運転する車に乗った時はどこを走っているかなんて意識していない・・・。

    三十三観音めぐりをしていて、湯田川が思っていたよりも近いことに気が付きました。
    こんな機会がなかったら、ひとりで訪れることはなかったと感慨深いです。

    そんなことを感じながらの、のどかなドライブでした。
    ナビ通りに迷うことなく進めて、温泉街に続く一本道から見える風景に癒されました。

    温泉街の入り口に着きました(こちらの写真は帰る時に撮りました)。

    そういえば向かい側のガソリンスタンドに「お気を付けてお帰りください」というような看板がありました(うろ覚え・・・)。
    いいなぁ〜と気持ちがほっこりしました。

    温泉街の細い道をおそるおそる通って、長福寺を見つけました。

    ご住職の奥様でしょうか、車を降りた時に会え、案内をしていただきました。

    「頭の飾りで顔が見えないけど、十一の顔があるんですよ」と教えていただきました。

    気になったお隣の神社についてのブログはこちらから
    長福寺は、神仏習合時代に由豆佐売(ゆずさめ)神社の別当寺(神社を管理するために置かれた寺のこと)だったそうです。

    庄内三十三観音 第26番 大日山 長福寺

    真言宗 豊山派 御本尊は十一面観世音菩薩

    創建は大同2(807)年とされるが、奈良時代に行基菩薩が開基ともいわれる。
    慶長17(1612)年、山形藩主最上義光から寺領を賜り、その後庄内藩主が酒井忠勝に代わってもそのまま存続した。

    貞享年間(1684〜1688)に真言宗豊山派の長谷寺(奈良県桜井市)の末寺となって県下唯一の直末寺院だった。

    御本尊の十一面観世音菩薩は聖徳太子作とされ秘仏である。

    住所:鶴岡市湯田川乙35
    電話:0235-35-2226
    駐車場:あります

  • 庄内三十三観音めぐり⑲ 第19番札所 鳥海山 龍頭寺

    9月26日、遊佐町上蕨岡の鳥海山(ちょうかいざん)龍頭寺(りゅうとうじ)に行って来ました。

    私が「庄内三十三観音(めぐり)」を知るきっかけになったお寺です。


    昨年の7月、上蕨岡地区(通称上寺)を歩いている時に見かけた仁王様の表情がとても印象的で、龍頭寺のことを調べ「庄内三十三観音」を知りました。

    上蕨岡の印象は雰囲気が良く、また来たいな、また歩きたいと思っていたところ、今年の初めにも龍頭寺とご縁があったこともあり、春になったら庄内三十三観音めぐりをしようと決めました。

    庄内三十三観音めぐりを始めてから常に龍頭寺のことは頭にあって、桜の季節も良さそう、新緑の頃も良いかも、また真夏の暑い時に行きたい、などと思っていましたが、意識するあまり? 当初の思惑とは別に9月26日ということに・・・。

    前回も運転していましたが、その時は同行者がいたからか、方向音痴あるあるか、道の印象が違って少し焦りましたが迷わず着きました。

    9月下旬とはいえとても暑い日でした。
    まずは仁王様へご挨拶。

    スラリとした仁王様に笑顔で迎えられた様な気持ちになりました。

    仁王様の股くぐりをして、麻疹が軽く済むように子供の成長を願う風習があるそうです。

    庫裡に声をかけ、ご住職にご朱印帳を預かっていただきました。
    観音堂の中を撮影しても良いか確認をしたところ、出来ないということでしたが(観音堂の中にも張り紙がありました)、外観は撮影しても良かったです。

    「すだれの奥にも木彫りの観音様がいらっしゃるのでぜひ見てくださいね」と声をかけていただきました。

    観音堂内へ、何度目かの「防犯カメラ作動中」には慣れず、そわそわしてしまいます。
    ご住職に教えてもらわなければ、すだれの奥まで気がまわらなかったかもしれません。

    観音堂ですぐに目に入ってくる中央に立つ十一面観音様は大きく美しいです。

    すだれの奥の十一面観音様はさらに大きく迫力がありました。
    平安時代のご本尊で3.6メートル(説明書きがありました)だそうです。

    この後、ご住職に本堂を案内していただき、色々とお話を伺いましたが、穏やかで優しい雰囲気で良い時間を過ごすことが出来ました。

    庄内三十三観音 第19番 鳥海山 龍頭寺

    真言宗 智山派 御本尊は薬師如来

    平安中期に新義直公氏が醍醐三宝院の末寺として開基ともあるが、寺伝では大同2(807)年に慈照上人が開基したと伝えられてきた。

    蕨岡地区は鳥海山修験道の最大の拠点で、江戸時代中期には真言修験の道場として蕨岡三十三坊を率いる別当学頭職の地位にあった。

    龍頭寺の境内は国指定史跡鳥海山に指定、本堂・開山堂・観音堂は国登録有形文化財。

    住所:遊佐町上蕨岡松ヶ岡45
    電話:0234-72-2553
    駐車場:あります

  • 庄内三十三観音めぐり⑱ 第28番札所 新山 龍覚寺

    タイヤ交換(冬用へ)の話題が出はじめたこの頃・・・、真夏の庄内三十三観音めぐりのお話です・・・。

    8月9日、鶴岡市の南岳寺(なんがくじ)の後に、鶴岡市泉町の新山(しんざん)龍覚寺(りゅうかくじ)に行って来ました。

    ナビ通りに順調に行けたのですが、最後に細い道を案内されました。
    一瞬戸惑いましたが、経験上「迷わず進め」とすぐに判断し、進みました。
    少し進んでから道が狭くなっている気がして、焦って戻りました(行けたかもしれませんが、実は通って良い道なのかもわからないと思いながら進んだ道でした、ナビは案内しているし、ナビにしか頼れない私)。

    経験に頼らず、冷静に判断しなきゃ、と思いました。

    もうナビには頼れないので、ぐるっと一回りして同じ場所に戻ったりしながら、それでも自力で何とか辿り着けました。


    龍覚寺は少し高いところにあったので、車で登って良いのかわからなかったので、歩いて見に行ってみました。
    上がってみると広い境内が見えました、車に戻って今度は車で上がりました。

    天気が良くて、青空と五色幕が綺麗で、境内は静かで気持ちが良かったです。

    お堂を見ると扉が少し開いていたので、迷いましたが先に外から拝ませていただき庫裡に声を掛けに行きました。

    ご住職の奥様が「開けるので中でどうぞ」と言ってくださったので、お堂の中に入らせていただき、御朱印をお願いしました。

    ご住職が御朱印帳を持って来てくださり、8月9日は観音様のお祭りだそうで、この日にお参りすると何日分もお参りしたことになることを教えていただきました。

    帰りに境内で遊ぶ子供達を見て、遥か昔の夏休みを思い出しました。
    お寺の境内で遊んだ記憶はないですがね。

    庄内三十三観音 第28番 新山 龍覚寺

    真言宗 豊山派 御本尊は大聖不動明王 聖観世音菩薩

    起源は仁安元(1166)年、羽黒山は険しい山だったため別院として旧鶴岡城の西、三の輪に創建された。その後2度移転し、慶長17(1612)年に現在地に移された。
    新山権現が勧請されたことから山号を新山に改めた。
    元和8(1622)年に酒井公の御城の鬼門に位置することから酒井家の祈願所に指定され、幕末まで藩主の庇護を受けた。

    観音堂は創建以来火災にあったことがないため、御本尊は火防せの観音、厄除け観音、極楽往生するころり観音としても信仰を集めている。

    住所:鶴岡市泉町1-13
    電話:0235-24-2033
    駐車場:あります

  • 酒田北港クルーズ船セブンシーズ・エクスプローラー寄港

    10月23日、酒田北港古湊ふ頭に「セブンシーズ・エクスプローラー」が初寄港しました。

    16時の出港に合わせて見に行きました。
    今回は出港セレモニーもしっかり見ようと、寒さ対策も万全に(セーターを着込んで完全防備)いつもよりだいぶ早めに北港へ。

    人が少ない・・・、平日の夕方、そうか・・・(色々と悟りました)。

    16時を過ぎてからの出港でした。
    天気も良く、寒さ対策も万全だったので寒さを感じることはなかったです。

    セブンシーズ・エクスプローラー
    マーシャル諸島船籍、全長223.6メートル、全幅31メートル、総トン数55,254、乗客定員750人、全客室バルコニー付きスイート

    青空の下出港、夕暮れ時、夕日に染まるセブンシーズ・エクスプローラーはとてもキレイでした。

    年内の酒田北港へのクルーズ船の寄港はこの日が最後でした。
    今年度としては、来年3月にクルーズ船の(初)寄港予定が2回あります。

  • 酒田北港クルーズ船ウエステルダム寄港

    昨日10月21日、酒田北港古湊ふ頭に寄港したクルーズ船「ウエステルダム」を見に行って来ました。

    昨年4月に酒田北港へ初寄港したウエステルダム。
    私が見て来たクルーズ船の中では色が新鮮で印象的で、今年の寄港も楽しみにしていました。

    船が近づいて来るところを見たいのですが、ふ頭の開放時間(入港予定時間の30分前)には到着していそうなので諦めつつ少し期待しつつ行きましたが、到着していました。

    ふ頭入り口で数分待って入りました。

    まずは駐車場から全体を写真に収め、いつものように大きさに圧倒され、冷たい風の強さにも圧倒されました。

    物産展など準備中で、強い風の中大変そうでした。

    入港セレモニーの予定時間にはまだあるからか、乗客の皆さんはまだ下船していませんでした。
    今なら船首から写真が撮れるかもしれないと、行けるところまで行ってみようと思いました。
    太鼓が並べてあったり、小学生が居たり、賑やかな歓迎セレモニーになりそうです。

    船首付近で撮影をしている人がいたので船首からの写真も撮れるなと思いましたが、ビビりなので警備の方に、近づいても良いか確認をしてから撮りました。

    雲が多い日でしたが、ウエステルダム号の上空は青空が広がっていました。

    少し離れて動画など熱心に? 撮っていたからか、近くの方がまさかの「撮りましょうか」と声を掛けて下さって、心の中では「イヤイヤイヤイャ・・・」。
    丁重にお断りしました。

    私からも「撮りましょうか」と言ったら、一度断った後「せっかくなので」とお願いされました。
    偶然に良く撮れたみたいでよかったです。

    明日は「セブンシーズ・エクスプローラー」が初寄港です。

  • 湯田川の乳イチョウ

    昨日、鶴岡市の湯田川温泉街にある「湯田川の乳イチョウ」を見て来ました。

    目的は庄内三十三観音めぐり⑳で、第26番札所の長福寺を目指していました。
    湯田川といえば孟宗(もうそう:タケノコ)料理が名物でとても人気ですね。
    梅林公園の「梅まつり」も気になっていましたが、湯田川には初めて訪れました。

    車から鳥居が見えて、先が見えない、雰囲気があって入って行ってみたい気がしました。
    この時点では寄らずに帰るつもりでいましたが、長福寺で見送っていただいた時に「お隣は神社ですか」と聞いていました。

    ここから行けること(長福寺は少し高いところにありました)、ここからも行けるけど下まで行ってもらうと「たそがれ清兵衛(映画)」のロケの時に撮った写真があること、湯田川の乳イチョウがあることも教えていただきました。

    三ヶ沢の乳イチョウを見に行った私としては「行くしかない」と心を決めました。

    ちょっとドキドキだったのですが、こんなにかわいいコにそう言われてしまえば、和みました。
    「この先にも僕はいるよ!」というメッセージもあって、その通り何度か目にしました。

    心のなかで「はい」と言っていました。

    湯田川温泉の守り神「由豆佐売神社(ゆずさめ神社)」は、出湯と水の神様として祀られています。
    白雉元(650)年の創建といわれています。
    その石段の参道に県指定文化財(天然記念物)の「乳イチョウ」が立っています。

    傾斜地にあるので、どこから見ればいいのか、体を傾けながら、気をつけながらよく見て来ました。
    幹囲は7.3メートル、高さはおよそ37メートルだそうです。
    全体像が見えなかったです。

    見ていて気持ちが良かったです。

    葉が黄緑色に見えて、若葉の頃のように感じました。

    ずっと見ていたいような気持ちでしたし、参道にある看板や、苔など、ゆっくりと見て歩きました。
    最初のドキドキはどこへ? 優しい気持ちになれる気持ちの良い神社でした。

  • 庄内平野で食事をする白鳥

    一昨日のブログで、夜中に白鳥の声を3回も聞いてしまった? ので、姿を見に行ったことを書きまた。

    田んぼで食事中の白鳥を見かけることはあるのですが、車が通る道路の近くは避けているのか遠目です。

    昨年の11月に酒田市の平田地区に行った時に、近くに居たので撮っていた写真です。

    そして今年の2月に遊佐町に行った時にも、白鳥が近く、車もいなかったので撮りました。
    そんなにうまく撮れるわけでもないのに撮ってしまう。

    その時に撮った動画なのですが、危機を察したのでしょうか、もう近くで白鳥を見かけても撮らないようにしようと思った動画です。

  • 最上川スワンパーク

    昨日は中秋の名月、お月様を見ながら、そろそろ白鳥が来る頃じゃないかなぁ、なんて思っていました。
    そういえば例年なら鳥海山の初冠雪もそろそろかと。

    それでも今年は最近まで夏のようだったし、まだ来ないかな?と思いましたが、夜中に白鳥の声が聞こえ、その度に目が覚めました。
    私の眠りが浅かったのか、白鳥の声が大きかったのか、しっかり3回聞きました。

    聞いたからには、スワンパーク(最上川の河口にある、白鳥飛来地)に行ってみようと思いました。
    用事を済ませてからだとお昼近くになるので、白鳥がご飯を食べ(田んぼに落穂拾い)に行っているか?長旅で休んでいるか?どっちか迷いましたが、とにかく行ってみました。

    結果、いませんでした。

    スワンパークに向かっている時に、しばらく私の前を走っていた車も目的地は同じで、年配のご夫婦でした。
    ご夫婦も白鳥の声を聞いたから来てみたということで、考えることは同じで、白鳥はいませんでしたが穏やかな時間を過ごすことができました。

    天気が良くて、青空でしたが風が強かったです。
    ススキが・・・思わず写真を撮ってしまいました。

    これからコスモスが咲くのでしょうか?

    一昨年(2023.10.26)のコスモスです。